生花を資源化した、
フラワーリンケージの確立を目指して

私たちのサスティナブル活動の原動力は、小さな感性たちでした。

花絵を制作し続ける社会的役割の一つに、「持続可能な開発」への貢献があります。インフィオラータで使用した花茎を再資源化することで、再生紙として花茎は社会に蘇ります。そして、再生紙を活用することで花絵に回帰し、再び花絵の創作に役立てることができます。我々はこれを持続可能な「フラワーリンケージ」と名付け再生システムを構築します。花卉事業者、地域、企業が一体となることでさらに確固たるシステムを確立することができます。「花が蘇る街づくり」を実現し、共に拡げていきたいと考えています。

お花のスケッチブックプロジェクトとは…

東京インフィオラータで使用する花と茎の一部を再資源化します!

東京インフィオラータで使用したカーネーションの花や茎を『資源花』と考え、再資源化することで環境への貢献を図るとともに、「花=資源」という新しい概念のもと花の命の大切さを広く発信していきます。

カーネーションの再生紙を作成!

お花のスケッチブック」の完成

花絵の花材から生まれた花のパルプと、
再生パルプとで作られた再生画用紙には、
花材の繊維質もみえて、
手漉き和紙にも近い質感の素朴で優しい画用紙です。

障がい児のアートエデュケーション活動を支援!

「お花のスケッチブック」は特別支援学校に無料配布を行い、学校・児童・保護者に向け、花の再資源化の学習、アートエデュケーションを支援します。また児童達が描いた作品は、翌年の東京インフィオラータにて作品化します。

花絵で使用した花材たちは
「お花のスケッチブック」に生まれ変わり
障がいを持つ子供たちの
アートエデュケーション活動を応援します。

私たちは花絵で使用されたカーネーションの花と茎の一部を廃棄せず、「花=資源」という概念のもと再資源化を推進しています。再資源化された花と茎は“再生紙”として蘇り「お花のスケッチブック」へと生まれ変わります。「お花のスケッチブック」は2018年よりスタートし、これまで10,000冊のスケッチを東京都教育へ寄贈しており、毎年都内の特別支援学校へアートエデュケーション活動支援の一貫として寄付しています。
そして東京都特別支援学校の生徒達が「お花のスケッチブック」に描いた絵を募集していただき、その中から優秀作品が選ばれ再び花絵作品として披露されます。私たちは ”Flowers have no borders!”の思想のもと、特別支援学校の生徒たちのアートエデュケーション活動を応援しています。